Lonowの雑記

(個人ブログなので何を書いてもいいと思っている顔)

うちで踊りながら「店長がバカすぎて」を読んだ

こんにちは。Lonowです。

最近はオンライン通話システムでいかにふざけるかばかり考えています。

 

うちで踊っている

とにかく家にいなければいけないので相変わらず無料公開されているエンタメをどれだけ消費できるかというリアルタイムアタックのようなことばかりしています。アニメでいうと「寄宿学校のジュリエット」という作品をAbemaビデオ一挙配信で、映画でいうと「映画けいおん」をニコニコで見たりしました。ニコニコ配信なのに普通に映画の後半はぎゃんぎゃん泣きながら見ていました。これではぎゃん泣き動画ですね(は?)テレビでいうとドリームマッチを見たり、ラジオでいうとオールナイトニッポンをラジコタイムフリーで聞いたりしています。とにかく私は家で踊っています。

 

借りる本もない

ここまでやることが無いと本を読んだりもします。元から本を読むことは嫌いではなかったのですが、まとまった時間があるとすぐにゲームや一挙放送のほうへ「逃げ」がちだったので。。。一週間前ぐらいまでは図書館から何冊か本を借りていたのですが、非常事態宣言を受けてついに図書館も閉館になってしましました。こうなると困ってしまいます。まあ、せっかくの機会なので書店に行って本を購入しようかとなった時にある本のことを思い出しました。

 

ライターがバカすぎて

それがこちら

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 そうです、かの有名なTSUTAYA BOOKSです。ごめんなさい、最悪な冗談です。

 正しくは早見和真先生の「店長がバカすぎて」という作品を購入してきました。カバーを一回外すともう一度かぶせることが出来ない私が悪いので一ミリも自分のもとには入ってこないAmazon広告リンクを貼って土下座の代わりとさせていただきます。

店長がバカすぎて

店長がバカすぎて

  • 作者:早見和真
  • 発売日: 2019/07/13
  • メディア: 単行本
 

 実はこの本の存在を知ったのは今年の本屋大賞ノミネート作品が発表されたときなのでもう数か月前になるはずなのですが、なかなか購入できずじまいでした。というのも、「ある書店で面白そうだから立ち読みしよう→旅行先の広島の蔦屋書店の居心地が良すぎて60ページくらい読んでしまう→という事はあと8回くらい立ち読みすれば読み切れるじゃん」というせこケチの極みみたいな発想でしばらく買うのを控えていたからです。ちなみにその間に早見さんの「小説王」という作品も図書館で読みました。こちらも普段名前は耳にするけれども実際の仕事内容はいまいちわからない担当編集という仕事にフォーカスを当てている作品で面白かったです。書けば書くほど自分のバカさが露呈しそうなのでこの辺にしておきましょう。そもそも自分のことを勝手に「ライター」なんて名乗っている時点でかなりバカみたいですね。せめてどっかの外部サイトで書いてから名乗れと。

店長がバカすぎて

というわけでやっとこ読んだ感想を書いていきましょう。ただ、ネタバレ連発になってしまいそうなのでうすーーーーーくだけ書き残しておこうと思います。Amazonとかにも載っているレベルのあらすじにしておきましょう。このお話の主人公は都内の中規模書店「武蔵野書店」で契約社員として働いている谷原京子さんというアラサー書店員が主人公となっていて、彼女とその周囲の「店長」をはじめとする「バカ」たちの日々様々な困難と闘いながらも生きていくというお話となっています。

とにかく感情の描き方がきれいな作品でした。谷原さんも含めて全員一生懸命働いてはいる様子が書かれているシーンであっても、何気ないや言動やそれに対するツッコみによってクスリとしてしまうことがたくさん仕掛けられていて、全く飽きることはなく一気に読むことが出来ました。やはり、テレサテンのところが一番笑ってしまってしまいました。流石にこれはネタバレにはならない。。。はず。

またこの作品が凄いのはただの日常コメディーとして「日々苦労はあるけれど、今日も頑張って働きます」みたいな話で終わることなくロマンス要素もミステリーのような謎解き要素までも中に包み込んでしまっているところです。なかなか一つの職業ものについて描いていると他の要素まで入れてしまうとごちゃごちゃした印象を残しがちではありますが、この作品に至っては全くそうした「うざさ」を感じさせることなくむしろあってよかったと思わせるような仕掛けになっているのでまだ読んでいない方はその辺りも楽しんで読むことを強くお勧めします。

今年の本屋大賞では9位でしたが、私の中では今までの人生で読んできた本大賞にノミネートするような素晴らしい一冊でした。

 

本日のまとめ:店長がバカすぎて、ぜひ読んでね!

 

何となく続編があったり映像化しそうな作品なので、今後も情報をチェックしながらもう二周ほど読んでみたいと思います。そして私も立ち読みばっかりせずにちょいちょい書店で単行本を買わなきゃなと。

 

それでは、また。

 

私には一ミリもお金にならない楽天のほうのリンク