大江戸温泉物語きのさきは一人でも楽しめるのか?〈Lonow的豊岡城崎ひとり旅②〉
皆さんこんにちは、Lonowです。
北海道旅行をしようと思ってあれこれ計画を練っていましたが、諸事情で断念せざるを得なくなったので伊丹空港から但馬空港へ飛ぶことにしました。前回の記事では、飛行レポと豊岡駅前さんぽをしました。
①はこちらから
なんでも娘
豊岡駅からJR線に乗って二駅、あっという間に城崎温泉駅に到着しました。駅員さんが並んで到着列車に向かってお辞儀をしていたのが印象的でした、さすが観光都市の駅です。
manacaをタッチして外に出ると早速鉄道むすめである「城崎このり」さんがお出迎えしてくれました。温泉地においてある萌え系のパネルはみんな温泉むすめだと思っていましたがそうでも無いらしいです。こういう萌えキャラ町おこしは色んな地域でやられていますが、各地域の名物がキャラの要素として使われているのは素直に興味があります。
ホテルブルーきのさき…ではないですね
城崎温泉駅から商店街を抜けていき、先に荷物を部屋に置くことにしました。今回宿泊したのは「大江戸温泉物語 きのさき」という宿で、2011年夏に開店した近畿地区初の大江戸温泉系列のホテルです。
2011年に開店した割にはやけに「老舗ホテル」感があるな〜〜と思って調べてみると、この建物はかつてホテルブルー城崎というホテルとして使われていましたが、経営不振の結果大江戸温泉が買取、再生させたという経緯があったみたいです。なので庭先に「1972年 高松宮殿下ご来遊記念」の木があったりしたのですが、「大江戸温泉物語」に来た訳ではないのに看板を書き換えるのはちょっとずるくない??と思いました。
城崎温泉勝手にお風呂ランキング
荷物をホテルの部屋においたら、大江戸温泉のシャトルバスに乗って再び温泉街へと戻ります。距離的には歩いてもいけないことは無いですが、往復だと30分以上かかってしまうので今回のような天候があまり良くない日にはとても助かりました。
折角温泉地に来たので温泉寺を軽く覗いたり、城崎温泉の元湯を覗いたりしました。すると意外と時間がない事が発覚したのでさっさと湯巡りをすることにしました。
今回の宿泊プランには城崎温泉の外湯めぐり券(湯めぐりパス「ゆめぱ」)もセットになっています。、通常1温泉ごとに入湯料が700円するのですが、城崎温泉にある7つの外湯が入り放題になるというこれはかなりお得です。私もこの当時は「全部の温泉を制覇するぞ〜〜〜〜〜〜」と腕をブンブン回していました。
温泉7本ノック、1本目は「鴻の湯」です。こちらはその名前からも分かる通り、コウノトリが由来になっています。かつてコウノトリがこの場所で怪我を癒やしていたら温泉が湧いてきたという伝説が城崎温泉の開湯伝説の1つとなっています。実際に入ると、特に露天風呂が浅めでゆったり寝転がったような姿勢でリラックスすることが出来て、めちゃめちゃ歩いた(前回参照)足が癒えて来たような気がしました。
城崎温泉7本ノック、2本目は「御所の湯」です。こちらにも伝説があり、かつて南北朝時代に後堀河天皇の御姉安嘉門院がここに入浴したという記録があることからその名前が付けられたようです。こちらもまた露天風呂が豪華で、柵や目隠しではなく山に直接面しているので開放感が非常に強いです。あと一緒のタイミングで入っていた3人組の人たちも平日夕方とは思えないテンションではしゃいでいたので人間の本能が呼び起こされる、知りませんが。山に近づけば近づくほどお湯の温度が上がっていく(気がする)作りになっているので外気浴と交互に入るとここ数年やたら話題のあのディープリラックス効果に近い感覚を味わうことが出来るかも知れません。
…以上、城崎温泉外湯めぐりレポートでした。
???「え???7本ノックはどうなったんですか???」
ーーーそもそもリニューアルや休業日で5件しかやっていませんでしたし、食後にお腹いっぱいに成りすぎて寝たりしていたら時間もあまりなくなってしまったので断念しました…夜にもまた温泉に行こうと考えていたのですが、結局大江戸温泉物語の内湯に入ることにしました。こちらは写真はありませんが、屋内、露天、水と3箇所浴槽があり、更に小さなサウナも併設されていたので寝る前や朝といったさっと入りたいときには十分過ぎる施設だと思います。
いつか城崎温泉外湯7本ノックに関しては、いつかリベンジします。これが宿泊プランセットじゃなくて自分でパスポートを買っていたら意地でも全部入ろうと無理していたと思うのでコミコミセットにしておいて良かったです。
バイキングって、自由だ
大江戸温泉物語きのさきの紹介も佳境に入ってまいりました。最後にご紹介するのは、食事事情です。最初に軽く触れたとおり、大江戸温泉物語は既存の旅館をリノベーションしてリーズナブル提供すると言う手法を採用しています。その中でも大きな特徴として挙げられるのが「夕朝のバイキング」です。この記事を書くに当たって軽く調べていたのですが、一律で同じ料理を出すよりもそれぞれが好きな料理を選ぶバイキングスタイルにした方が三世代での集客を期待でき、かつ顧客満足度も向上したというデータもあったりするみたいです。
そんな知識ではおお腹は満たされないので夕食バイキングで私が食べたものはこんな感じです。原価率が高そうな海鮮や肉料理、揚げ物ばかりを選んでしまっています。日常生活でこんな食事ばかりしていたら速攻で破産してしまうので、こういうメニューは特別感があって良いですね、これは満足度も高まりますね。この後もおかわりをしたりソフトクリームを食べたりしていたのですが、もう食事に夢中だったので写真は撮っていません。
翌朝のバイキングはこんな感じに選びました。本当はもっと色々と食べてみたいものもあったのですが、その日の早朝4時30分くらいまでフォローしている人たちのTwitterスペース にちょっかいをかけていたら、思い切り寝過ごしてツアーバス(後述)の時間に間に合わなくなってなりそうだったので「パクパクスピードバトル」になってしまっています。それでも自分の食べたいものはしっかりと食べられたので満足です。
さて、大江戸温泉物語きのさきのレポートはここまでになりますが、今見返すと部屋の紹介文と写真が一切なかったので軽く触れておきます。今回私は一人での宿泊だったのにも関わらず、シングルベットが2つある部屋に泊まらせてもらうことが出来ました。それにも関わらずなんでここまで一切触れなかったのかと言うと、部屋にWi-Fiが一切届かなかったからです。これは私の部屋だけという訳ではなくて、建物そのものがロビーと1Fの一部エリアしか無料インターネットが使えない仕様になっています。それ故にインターネット大好き人間な私は1Fの休憩室のような所でぐ〜たらしていたというだけの話だけでした。
いよいよ次回は最終回、但馬観光最強のとも言えるとあるバスツアーに無料で参加できる裏ワザ紹介と体験レポをしていきたいと思います。
それでは、また。
(つづく)