Lonowの雑記

(個人ブログなので何を書いてもいいと思っている顔)

電動キックボードLUUPで大阪難波の街を走ってみた【乗車レポ】

皆さんこんにちは、Lonowです。

ここ数日は毎日のようにオリンピック中継を見ていますが、テレビ一台では足りないのでgorin.jpをノートパソコンに映したりしながら豪華な「複窓」視聴をしています。

今回は、いよいよ大阪にも進出した電動キックボードLUUPに初めて乗車したのでその様子を記録していきたいと思います。

 

LUUPは既に東京での実証実験が行われており、2021年5月からは大阪にもその範囲が広がりました。今回の実証実験は経済産業省の「新事業特例制度」の指定もあり、

①特殊小型自動車登録により、ヘルメット着用が任意になっている。

②速度制限が時速15kmに設定されている。

③自転車レーンの走行や「自転車を除く一方通行」の逆走が認められている。

といったように道路交通法が一部緩和されています。

 

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このニュースを見た際にすぐにアプリをインストールして登録手続きはしていて、試乗しようと楽しみにしていたのですがJR大阪駅前に置いていなかったり、カバンを持たずにスマホだけで梅田まで行ってしまい免許不携帯になってしまったりとタイミングが合わず…。

 

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今回は偶然別件で難波に来た際に電動キックボードの在庫があったので、3度目の正直と念願叶い、ついに乗ることが出来ました。ちなみに、LUUPは電動自転車の貸し出しも行っていて、街中でも多くステーションが設置されているのですが、電動キックボードはまだ台数が多くありません。このため電動キックボードを見つけるまでに非常にに時間がかかりました。

 

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LUUPアプリの地図を見ながら行ったり来たりし、南海なんば西口の駐輪所の中にやっと今回乗るキックボードを見つけました。アプリを登録したときに既に免許登録や交通規則に関するテストを受験しているのでQRコードを読み込んだらすぐにロックが解除されました。

 

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ハンドル操作は非常に簡単でした。加速は右手のボタンを押すのみ、ブレーキは自転車と同じように握るのみで止まります。異なっている点左手前に付いているウインカーくらいですが、こちらもスイッチを付けたり消したりするだけなので操作はそこまで難しくはありません。

 

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普通のキックボードのように軽く地面を蹴った後、ボタンを押したら出発です。想像以上に加速がパワフルで驚きました。(ここからの写真はスマートフォンをボードに固定する仕様だったため、後から撮影のために歩いて撮ってきています……結局歩いている!?)

 

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しかし、パワフルだったのは加速の一瞬のみで時速15kmになるとすぐにリミッターがかかってしまいます。電動自転車でも時速20kmは出るのでこれはかなり遅いです。にも関わらず歩道ではなくてガッツリ車道を走らなければならないので右横からは車、左横の歩道からは電動自転車にとバンバン抜かされていきます。速めの市民ランナーの方にも抜かされていたような気がします。

 

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おまけに現状のLUUPの走行可能エリアは都市部の真ん中がほとんどのなので、路上駐車が非常に多くスリル満点で、特例許可された「自転車レーン」も機能していないこともしばしばありました。加えて、原付や自転車ではなく「小型特殊自動車」なので二段階ではなく直接左折レーンへ入らなければいけません。複数車線の道路をノーヘルの時速15kmでトロトロ車線変更するのは非常に危険ですし、結局降りて「歩行者」になるしか無いケースが殆どでした。

 

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最後に気になるお値段ですが、30分借りて440円でした。現状の降車可能場所がかなり限られていたので、結局最初の南海なんば西口へ返しました。遊園地のアトラクションだと思えば安いですが、レンタサイクルのように毎日使うにはあまり向いていないような気がします。

 

今回の体験レポートでは、あまりポジティブな感想を持つことは出来ませんでしたが、あくまで実証実験の段階なので今後より良い改善がなされると思います。スピード、利便性の面では既に電動のレンタサイクルがかなりリードしているので、電動キックボードが大きく普及するためには「レンタサイクルでは出来ない何か」が必要になってくると思います。

 

最後に、今回も全くPR案件ではなく私の自腹乗車だったのですが、読者の皆さんは下の友達招待コードを入力するとと30分間無料で乗れるみたいなので、興味のある方は一度試してみても良いかもしれません。

 

招待コード RF5RTF1S

 

それでは、また