Lonowの雑記

(個人ブログなので何を書いてもいいと思っている顔)

空きコマは桜島へ行こう〈Lonow的南九州ひとり旅①〉

皆さんこんにちは、Lonowです。

先日南九州に一人で訪問したのでその記録を簡単にしていこうと思います。今回は1日目と2・3日目の2本に分けるつもりですが、もしかしたら更に分割するかもしれません。のんびりとお付き合い宜しくお願いします。

 

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やってきたのは深夜23時の関西国際空港です。 今回乗る飛行機は自宅からだと「始発を使えばなんとか間に合う時間」だったのですが、寝過ごすと一発アウトのLCC利用だったので前日入りします。本当はこの写真の建物・エアロプラザに入っているホテルを使いたいところなのですが、空港横のホテルだろうが私は寝過ごす自信があるのでターミナルのベンチでボーッとする事にしました。

 

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…やはり寝ていたので気づいたときには既に朝5時でした。 この時間に自宅にいたら保安検査場の時間がギリギリだったのでやはり作戦は成功でした。関空島の僻地にある第二ターミナルへと向かい、7時発鹿児島行きのピーチに乗ります。前日夜にはほとんど人がいなかったターミナルにも続々と人が集まってきてどこで寝ていたのだろうかと不思議に思っていると再び眠ってしまっていました。

 

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鹿児島空港に着いた後、ほぼ待ち時間無しで出発する鹿児島中央駅行きの高速バスに乗りました。私の好きなライターさんのpatoさんが全国縦断ネタをやらされる書かれる際はよくこの駅からスタートするので初訪問なのに見慣れた観覧車を写真に収めて天文館と呼ばれる市街地へと向かっていきます。

 

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今回の日程はまだ学校の期間中だったのでオンラインではあるものの授業を受けなければいけないことをふと思い出しました。当初の予定では鹿児島空港で受けるつもりだった(空港はインターネット環境が非常に良い)のですが寝起きの勢いで天文館まで来てしまったのでインターネット接続環境を探すことにしました。

 

最終的に落ち着いたのは鹿児島の有名百貨店である山形屋の屋上です。今や懐かしワードに成りつつある「インバウンド向け」にインターネット環境を提供してくれているのでこれに甘えさせてもらいます。「利用可能時間120分間」と書いてあったものの15分ごとにログインし直さなければ行けないため、頻繁にZoomの部屋から出たり入ったりしていました。途中からは自分のスマホテザリング機能も併用しながら「店舗→スマホテザリング→店舗」とDJのようにWiFiを繋ぎます。

 

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 授業を受けつつWiFiを繋ぎつつ、近辺のランチスポットを探しているとなんとなんとこの山形屋の「焼きそば」が名物だそうです。少し緊張しながら百貨店のレストランに一人で突撃し、黒豚チャーハンセット(1,100円)を注文します。焼きそばという名前ですが、屋台のような焼きそばではなく、かた焼きそばに近いものになっていてパリパリと楽しく食べることが出来ました。

 

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夕方にもうひとつオンライン授業があるのですが、3時間ほど時間が空いているので桜島に向かうことにしました。空きコマに学食に行ったり近所のカフェに行ったりする学生は多いですが、「島」に行く人は殆どいないでしょう。少しばかり優越感を持って船に乗り込みます。

 

f:id:lonow-net:20210816080703j:plain桜島のターミナルで運賃を後払いする仕組みになっているので、もし無賃乗船したらどうなってしまうんだろう、突き落とされて強制送還されてしまうのかとくだらないことを考えていると大きな山が見えてきます。

 

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 デッキに掴まって見ていると小さい親子連れも一緒に並んでいたので勝手に家族旅行のような気持ちになっていましたがターミナルに近づくとダッシュで出口へと向かっていってしまいました。若干の喪失感をを持ちつつ船が陸地とドッキングする様子を観察した後に下船します。

 

 

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最初に訪問したのは桜島ビジターセンターです。この建物は桜島の歴史や自然を学習できる施設となっおり、驚くべきは入場料が0円というところ。

 

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施設内で特に興味深かったのはこの「克灰袋」です。噴火してきた灰をこの中にまとめ、右横のゴミ収集場所ような看板が立っている所に集めるそうです。お土産に袋だけ買っていこうかと思いましたが残念ながら非売品とのこと。(ちなみに火山灰は購入できます。)

 

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ビジターセンターで勉強をした後は足湯に浸かります。こちらもセンター同様に無料で利用ができます。視線に合わせた高さで写真を撮ると遠くに港が見え、波の音を聞きながら贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

 

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贅沢な時間でしたが、結構お湯の温度が高かったので今度は冷やそうと思い、道の駅「桜島」火の島めぐみ館に行きます。足と口を温めたり冷やしたりで交互浴みたいですねと言おうと思いましたが、一応温泉サイトでも書かせてもらっている身なので止めておきます。写真上の桜島小みかんソフトクリームを美味しく食べ、すっかり湯上がり気分です。

 

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桜島最後の訪問地は月讀神社です。こちらは桜島の中では最大規模ので幾度の噴火の被害を受けつつも現在まで残るパワースポットです。出会いと交通安全に特にご利益があるとのことで私は神主さんのカウンセリング(と称する雑談)の結果交通安全のお守りを頂きました。

 

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今度は先払いをして鹿児島市内へと戻ります。行きはデッキの手すりに掴まっていましたが、帰りは優雅にベンチに座ります。ジュース飲みながらインターネットを見ていたこともあってか行きに比べるとあっという間に港に到着してしまいました。

 

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とある夏アニメの影響もあり最近は水族館行きたい欲が高まりつつあったのですが、お金と時間にあまり余裕なかったので、すぐ近くにあったマクドナルドへ飛び込んで本日2コマ目の授業を受けました。百貨店の屋上と比べると、マクドナルドは1時間Wi-Fiが使える、飲み物が安価で手に入る、冷房もしっかり効いているので非常に快適です。午前中もこうしておけば良かった。鹿児島マダム(ケンミンショー)の雑談が遠くから漏れ聞こえてきてその絶妙な訛りに「旅」を感じたりもしました。

 

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無事に授業を受け終わり、再び天文館方面へ向かいます。夕食は有名鹿児島ラーメン店のひとつ我流風で頂きました。これで「がるふ」と読むそうです、カッコいいですね。旅行先の夕飯にラーメンなどの麺類を食べることについては結構考え方が分かれるところではありますが、私は「アリ」だと思っています。特にケチ節約志向な旅をする人たちは昼は地元のお高めの食材をランチ価格で食べて、夕飯はご当地ラーメンを選ぶというのはテクニックとも言えます。

 

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その後はシャッターが既にほぼ閉まっている商店街やら ファストフード店とは思えないほどド派手なモスバーガーを横目にフラフラと歩いて更に時間を潰し、21時になったのでその中にある快活クラブで夜を過ごすことにしました。快活クラブは学割&ナイトパックを利用するとかなり安価で鍵付き個室に泊まれるので中途半端なカプセルホテルに宿泊するよりもに2兆倍快適に過ごすことが出来ます、別に先日カプセルホテルで痛い目を見て懲りている(未記事化エピソード)と言うわけではありません。

 

まだ1日目で比較的元気があったので、読みたかった漫画をいくつか読むことにしました。頻繁にインターネットで話題になっている「僕の心のヤバイやつ」と以前アマゾンの無料配布期間中に読んで興味のあった「ふたりソロキャンプ」をそれぞれ最新刊まで読みました。僕ヤバ(と略すらしい)は想像よりも狂っていない甘々ラブコメで「からかい上手の高木さん」に近いようなふわふわしたアニメに向いていると感じ、ふたりソロキャンプの方はアニメというよりもドラマ化しても一般視聴者(?)にも受けるのかなと思いました。どちらも非常に面白かったです。

 

10冊以上漫画を読んで満足したので寝ます。2日目は今回の旅行の目玉とも言えるあの場所へ行くのでしっかり休みましょう。

 

それでは、また。

 

(つづく)