最初で最後の札幌ドーム、特大フォントのツイート〈Lonow的札幌ひとり旅②〉
皆さんこんにちは、Lonowです。 先日念願叶って遂に北海道に初上陸したのでその様子を簡単に記録していきたいと思います。
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2日目 その②
前回の記事で「南平岸」という地名を出してピンときた方はこの画像で確信を得たと思います。一見なんの変哲もないこの公園(平岸高台公園)はあの有名番組「水曜どうでしょう」の前枠後枠の撮影地として知られる「聖地」です。実際に平日昼間に行ったのですが明らかに「藩士」らしき人が同じような角度で写真を撮っていました。状況が状況で無ければ人間入りの写真を撮ってもらおうかと思いましたが、今回は流石にやめておきました。
テレビ番組のの前枠後枠を撮影するのだから当然HTBの本社も近所にあるのかと言うと…絶賛解体中でした。2018年にHTBの本社は札幌テレビ塔付近のビル(さっぽろ創世スクエア)に移転してしまっているのでonちゃん人形付きのあの社屋は既に無くなってしまっていました。今後はこの土地を土屋ホームという会社がマンション開発をするという話を聞きましたが、番組ファンたちが集うような小さな団地が出来たりするのでしょうか。
南平岸から一旦札幌中心部へと戻り、続いては福住駅という駅で降りました。チケットを取ってからこの日になるまで中田翔が巨人に「無償トレード」されたり、球団広報の映像が突如削除されたりとやたらネガティブな話題が多い北海道日本ハムファイターズさんの本拠地、札幌ドームです。この日ハムは2023年に北広島へと本拠地を移転する予定となっているので恐らく最初で最後の札幌ドームでの野球観戦になるでしょう。
日ハムは「100%BASEBALL」というスローガンを用いているらしく、場内ビジョンでも
「#100baseballでツイートしよう」という表示がされているのですがどういう訳かさっぱりツイートされていません。私は純血の中日ドラゴンズファンなのでパ・リーグに関しては「無党派層」なのですが試しにツイートして見ると…
採用されてしまいました。およそ8ｍ×32ｍの大画面にツイートが表示された人物はそうそういないと思うので今後ずっと自慢していきたいと思います。ちなみに試合は4-7で日ハムが負けました。
お店は既にしまっていたので試合終了後はホテルに戻ってセコマの青唐辛子ネギラーメンとガラナをササッと食べて寝ました。
最終日
最終日、相変わらず天気はどんよりとしたままです。飛行機の時間もあるので早めに起きて出かけようと思っていたのですが、普通に寝坊してしまっていた私は朝食も食べず市電と呼ばれる路面電車に飛び乗りました。
最終日唯一の目的地は藻岩山です。こちらは「波よ聞いてくれ」という漫画・アニメにの中で「藻岩山ラジオ」があるという設定になっていますが、実際にはラジオ局がは存在せず、もいわ山ロープウェイという乗り物だけがあります。
ただ、このロープウェイも漫画内の「主人公とその元カレが札幌市内を一日巡る」という回で登場しているのでしっかりと聖地巡りにはなっています。頂上には「恋人の聖地」という看板は有りましたが、作品に関する掲示は特にありませんでした。
そうそう、SNSに写真を投稿するとロープウェイのキャラクターである「モーリスくん」グッズを貰えるという看板が立っていたのでそちらも普段一切使っていないインスタグラムのアカウントを使ってゲットしたりもしていました。ちょっとしたシールかと思いきやキーホルダー、ステッカー、マグカップ、ハンカチとかなり豪華なセットで貰ってしまって驚きました。
あっという間に帰る時間が近づいてきた(これは寝坊したせいでもある)ので、最後に札幌駅の地下街パセオにある魚河岸 甚平で海鮮めかぶ丼セットを頂きました。海鮮丼も写真の通り様々な魚が載っていて美味しかったのですが、特に驚いたのは右上のかにクリームコロッケです。普段スーパーの惣菜コーナーで買うコロッケとは比べ物にならないほど濃厚でドロッとしたカニが出てきて、「北海道の本気」を感じました。
快速エアポートに乗って、再び新千歳空港に戻ってきました。朝は寝坊したのに今度は早く来すぎてしまったので、少しだけ空港を巡ります。新千歳空港は空港内に映画館や温浴施設、更にはチョコレート工場まであるので一日中楽しめてしまいます。
私もせっかくなので普段なかなか入りづらい「雪ミクスカイタウン」に入ったり、飛行機に関するミニミュージアムを見学しました。あらゆる物の完成度が高すぎて、完全に空港の中だということを忘れかけています。新千歳空港、間違いな今まで訪問した空港の中で一番の面白さでした。
そうしているとついに出発の時間が近づいて来ました。保安検査場を通過する前になにかやり残したことは無いかとかつて生キャラメルで大ブームを起こした花畑牧場のキャラメルミックスソフトクリームを駆け込みで食べたりもしました。
今回は天候含め様々なことを考慮しながらの旅となってしまったので、いわゆる鉄板観光地をほとんど巡らず仕舞いになってしまいましたが、それでも十分に楽しむことが出来ました。次回北海道に行ったときもほぼ初めてのような気分で行けるのである意味ラッキーかも知れません。北海道が大きいことは理解している気になっていましたが、今回地下鉄や市電を乗り回してもやっと札幌市内を少し動けた程度と改めて北の大地の大きさを体感できました。既にもう一度訪問したくなってきています。
それでは、また。
(札幌ひとり旅 おしまい)
