18きっぷで行く！大阪発富山経由で名古屋へ行く旅 〜暴風で旅程崩壊の1日目〜
皆さんこんにちは、Lonowです。
長期休暇といえば18きっぷということで、今季も在来線のみ使って出かけることにしました。
18きっぷとはなんぞやということについては、過去の自分が親切に纏めていてくれたのでそれをそのまま引用しておきます。
18きっぷというものについて簡単に説明をすると「JR各社の普通列車一日乗り放題」というスーパーお得な切符です。18や青春と書いてあるがために「学割」の仲間だと思われがちですが、利用者に年齢などの制限はなく1日約2400円で何処までも行くことが出来ます。細かいところを説明すると特例区間があったり、JR以外にも乗れる路線があったりするのですが、お得情報サイトになってしまうのでこれ以上の情報はJR東海の公式サイトで確認してください。
今度はどこへ行こうかと迷ったのですが、ちょうど帰省のタイミングと重ねられそうだったので大阪から一旦北陸を経由して実家のある名古屋へ向かうことにしました。
6：00 大阪駅
最近では週末にイベントも数多く開催される大阪駅から今回も出発です。深夜ラジオをタイムフリーで聞きながら、通勤通学のお客さんと一緒に電車に乗り込んでいきます。
たった2時間で琵琶湖のほとりまでたどり着ける関西エリアの鉄道網の強靭さに感動し、次の電車に乗り込もうとすると何やら慌ただしいアナウンスが流れています。イヤホンを外して画面を見ると…
この後""本来""予定していたルートは以下のようなルートでした。
この近江塩津～近江今津の間が強風で止まってしまい、これより先には全く進めなくなってしまいました。JR西日本の発表によると、2時間後の10時30分頃に「続報」が発表されるらしいので、それまで近江塩津駅付近をフラリと歩いて見ることにします。
琵琶湖の湖畔をフラフラを歩いたり、ベンチに座ってセブンイレブンのメロンパンを食べたりしてとにかく時間を潰しているとやっと10時30分が近づいてきました。
期待しながら案内表示を見に行ったのですが、特に運行再開するとの情報もなく…もしかしたら14頃から行けるとのウワサもうっすら漏れ聞こえる程度。このままでは北陸に入るのさえ厳しそうなので一旦別ルートへと切り替えます。
(※これ以降に関しては、強風による運転見合せや運休のため通常ダイヤとは異なる時間表記になっています。)
13:00 米原駅
各駅停車ながらも米原駅になんとか到着。困り顔の家族連れや団体旅行客が正面の金沢行きの特急に座って待機していました。ここで食事をと買っておかないとこの先はさっぱり読めないため、残念ながら2食連続のセブンイレブンに…おにぎりとシュークリームを立ったままま食べることになりました。本当はこの時間には金沢名物のカレーを食べているはずでしたが。
JR北陸本線 1315頃米原→1415頃敦賀 / 1440頃敦賀→1535頃福井
15時40分 福井駅休憩室
福井駅に着いても「強風による運休・運転見合わせ」は解消されること無く、駅改札口には払い戻しや振替便の手続きなどで大混乱の模様です。普段であれば交通系ICカードでスイスイ行けるのですが今回は18切符なので渋々並んで一旦駅を出て、隣接する商業施設へ行くことにしました。
本来はもう富山のホテル入りしており「携帯のモバイルバッテリーが必要になる旅」になる予定ではなかったので、充電しつつ施設内にあったバーガーキングでおやつ代わりのワッパージュニアのセットを食べてお腹を膨らませました。
普段リュックサック一つで移動することがあまりにも多いので置いていってしまったキャリーケースをバーガーキングまで一旦取りに帰って、再び普通列車に座って待機しました。予定より30分ほど遅れて電車はそろそろと動き始めました。
北陸本線 1745頃福井→1915頃金沢
一昨年の18切符日帰り旅ぶりにやって来た金沢駅は、土曜日の夜らしく様々な人で行き交う賑やかな様子でした。そもそも本来はここで数時間プチ観光する予定があったのですが…また今度にしましょう。
ホテルのチェックイン時刻が20時30分でラストだったため、最終手段として北陸新幹線を数区間だけ利用します。本来予定していた3セクのIRいしかわ鉄道も(特定区間を除き)18きっぷの対象外路線なので、ここからはどちらにせよ厳密には「18きっぷ旅」では有りませんが…まあ許してください。
北陸新幹線 つるぎ724号 1924金沢→1946富山
1950 富山駅新幹線ホーム
出発から約14時間、本来の予定を大幅に超過しつつやっとの思いで富山まで辿り着くことが出来ました。
はしゃぎながら意味もなくホームの写真をバシャバシャ撮っていたら、右手がやけに軽い気が…今度は新幹線の荷物棚にキャリーケースを置いていってしまっていました。富山終点の車両だったため清掃のスタッフさんが教えてくださりましたが、まさか一日に2回もキャリーケースを置いていくとはお恥ずかしい話。
その後はインターネット上で教えていただいた富山駅構内の「魚 どん亭」ちょっと豪華な海鮮丼と地元の日本酒を頂きました。
明日は富山から名古屋まで純粋に18きっぷで移動していけたらと願いつつ眠りにつきます…それでは、また(つづく)
