SUNQパスで行く！九州縦断高速バス乗り放題ひとり旅〜順調編〜
皆さんこんにちは、Lonowです。
いよいよ2021年も最終盤になってまいりました。
各地で「今年買ってよかったもの」や「2021年のベスト〇〇」といった記事が見られますが、当ブログは通常運転で参ります。
1日目
12時30分 関西国際空港第2ターミナル
今年4回目の関空です。国内線第2ターミナルは現在「ピーチ専用エリア」になっており、良く言えば開放感、悪く言えばスカスカ感が拭えません。夏に移動したときに比べるとかなり人が戻りつつはありますが、やはりまだ少し寂しげな印象が拭えません。
制限エリア内ではポケットに入れていたはずの搭乗券が見つからずかなり慌てたりもしましたが、宮崎の地へと飛び立ちます。(財布に入れっぱなしでした…)
Peach MM 189 1350関西国際空港→1500宮崎ブーケンビリア空港
15時30分 宮崎空港駅
機内Wi-Fiで配信されていた相席食堂のパンサー緒方・サンシャイン池崎の絶叫相席回を見ているとあっという間に宮崎に着いていました。この回は本当に大好きな回で、家のハードディスクでも保護録画しているのについついまた見てしまう魔力があります。
ここで、今回利用するチケットの紹介をします。今回は「SUNQパス」という切符で九州を周遊します。この切符は九州および山口県下関市周辺の高速バス、および一般路線バスのほぼ全線と一部の船舶が乗り放題となるフリーパスチケットになっており、利用エリアと期間によって値段が変わるようになっています。
今回は11,000円を支払い、3日間九州全エリアのバスが乗り放題になる切符を選択しました。
今回も全く取材案件とかではなくただの個人旅行ですが、書かせて頂いているニフティ温泉のクーポンがめちゃめちゃお得な極楽湯 宮崎店に入りました。チケットを使うとなんとタオル付きでも通常価格を下回る破格の値段で温泉を満喫することができました。
入浴後はチキン南蛮の元祖と呼ばれる「おぐら」さんで夕食を頂きました。宮崎以外のチキン南蛮と本場のチキン南蛮は全く違うと言われていると聞いていた通り、肉の分厚さやタルタルソースの濃厚さも全てが三ランクほど上の味でした。大満足で福岡へ向かいます。
フェニックス号 1900宮崎駅前→2355博多天神バスターミナル
26時45分 資さんうどん博多千代店
宮崎から4時間かけて福岡へ移動すると小腹が空いてきたので、夜食を食べに24時間営業の助さんうどんに入りました。助さんうどんは写真のごぼう天うどんも美味しいのですが、何故かぼたもちも有名で、実際に和菓子屋さんレベルの美味しさです。この感動をTwitterに投稿していたら翌朝に資さんうどんの取締役社長からリプライが来てました。恐るべきエゴサ力…！
再び博多天神バスターミナルに戻ります。
2日目
5時10分 博多天神バスターミナル
うどんを食べた後はバスターミナル内のベンチで仮眠をしようと思っていたのですが、戻った頃にはバスの最終便は出発しきっていました。てっきり夜行バスのターミナルは国際空港みたく24時間開放されていると思いましたが、終バスが出た後は翌日の始発までは閉館してしまうようです。
これは困ったと深夜2時から天神繁華街のラウンドワンへ行き、3時過ぎに天神の警固公園のベンチでボーッとしたりという、福岡の深夜徘徊デビュー鉄板コースっぽい道を巡っていました。そんな事をしていると「家出少女」狙いのナンパ人がやんわり近づいて来て…
「あの～おねぇ・・・・・・・・・・・(スーン)」といった事が複数回。
まさか九州で「ナンパ」されかけるとは…そんなことも有り、何とかこの日の朝を寝ずに迎えることができました。
バスに無事に乗れた安心感から乗車後はすぐに眠ってしまい、起きたら佐世保駅にいました。神戸だけかと思いきや最近はどこの都市にでも生えているドデカアルファベット看板と記念撮影をしました。ただのデカイ文字なのになぜか写真を取りたくなってしまうのはSNSに思考を奪われてしまっているみたいで悔しいですが、それでも撮ってしまいます。
ニミッツパークという在日米軍の公園や自衛隊佐世保基地を散歩しつつやってきたのは佐世保のローカルスーパー「エレナ」。以前からデイリーポータルZでも取り上げられていたのでぜひ行ってみたかったお店です。
このチューペットみたいな容器に入っている不思議な豆乳も佐世保名物とのこと。飲んでみるとかなり砂糖が入っている激あまドリンクでした。初めて飲んだはずなのに小学生時代の放課後を思い出すような味でした。
その後はまもなく閉店するイオン佐世保ショッピングセンターを見学したり、先ほどのエレナが運営に携わっているさせぼ五番街という大型商業施設を徘徊し、ヒカリの佐世保バーガーを頂きました。
西肥バス(スーパーノンストップ) 1130佐世保BC→1305長崎駅前
12時15分 長崎市 日本二十六人記念碑
県内間移動ではあるものの、佐世保長崎間は１時間半かけての移動となりました。次のバスの出発までたったの一時間でしたが、せっかくなら長崎観光気分を味わいたいと思い訪問したのが「日本二十六人記念碑」。16世紀のキリスト教が弾圧されていた歴史を簡単にではありますが、知ることができました。
そう言えば、今年の春にも長崎に行っていたのに食べれずじまいになっていた岩崎本舗の長崎角煮まんじゅうを食べていると、あっという間にバスの時間が来てしまったので乗り込みます。
サンライト号 1400長崎駅前→1807大分・中央通り
18時55分 大分駅前広場
４時間かけて初訪問となる大分県へと到着しました。事前にチェックしておいたお店に行ってみると団体予約があり、当日飛び入りはNG。更には他に気になっていた飲食店も一人ではやや入りづらい雰囲気だったりと予定が崩れてしまいました。ブレッブレのイルミネーション写真からも当時の慌てようが見て取れます。
何か食べ物はないかと救いを求めるように大分駅ビル アミュプラザおおいたの中へと向かいました。
駅ナカに行けば何かしらの名物が食べれるという安直な発想が大当たり。大分名物の唐揚げを竹田丸福というお店で頂きました。一人前でこの大きさと食べごたえ抜群！この他のしゃぶしゃぶサラダや酢モツも絶品で非常に良いお店でした。
満腹のお腹をさすりつつ、2020年の夏にオープンしたばかりの温泉「府内温泉」に入りました。駅から徒歩15分ほど、中央通りバス停からは5分とかなりの好アクセスであるにも関わらずしっかりと無加水無加温の天然かけ流しの温泉です。色もコーヒーのような変わった色になっており「おんせん県」で有名な大分らしさを楽しむことができました。
また温泉めぐりをメインにした大分観光もしたいと思いつつ、本日4本目の高速バスに乗車します。
西鉄スーパーノンストップ号 2100大分中央通り→2325博多天神BT
24時10分 ウエストうどん居酒屋 天神昭和通り店
今夜は助さんうどんと並ぶ福岡のうどん店「ウエスト」で博多名物モツ鍋を頂きました。方言混じりで盛り上がっている店内の華金の空気感は一人でも気分を高めてくれる物がありました。
2日連続で極寒屋外徹夜は避けたかった私は、愛宿の快活クラブに向かうも翌朝5時までは空き予定なし、他の漫画喫茶も行ってみるもどこも同様に満席ばかり。半ば諦めかけでいった個室ビデオが何とか空いていたのでそこを風よけ拠点にしました。
最初はラジオを聞いたりして徹夜をするつもりでいましたが、やはり2日移動をしていきた疲れがじわじわと身体に来ていました。
まあ数時間あるしちょっとだけ横になっても良いですよね…おやすみなさいzzz
それでは、また(順調編おしまい・激動の後半へつづく)
