飯坂温泉をぐるぐる、我慢比べの後円盤餃子を食べる〈Lonow的南東北ひとり旅2022①〉
皆さんこんにちは、Lonowです。
ちょっぴり長めのレポートを書くお仕事が来たので、キーボードを叩く練習も兼ねて先日行った旅行の記録をしていきたいと思います。読者の皆様も諸々の訪問レポやインタビューのお仕事も意外にキッチリ仕上げているので是非メールかDMをお待ちしておりますね…
6月4日(土) 11時30分 関西国際空港第2ターミナル
というわけで、関西国際空港です。
今回はPeachのタイムセールで勝ち取った仙台行きの便に乗っていきます。お値段も往復諸手数料込みでも1万円ちょっとと格安です。関空2タミは来るたびに人が増えているので、徐々に社会の旅行に対する心理的なハードルも下がってきているのかなと感じます。
MM137 1220KIX→1340SDJ
13時55分 仙台空港駅
ここ最近の飛行機移動は「交通費全額支給」の移動やパックツアーでJALばかり使っていたためか、Peachの予想以上の座席の狭さに少し疲労感を覚えつつ仙台国際空港に到着です。早速名物ずんだシェイクを飲んだら、仙台の街へと向かいます。
東北の玄関、度々メディアでも登場している仙台駅。歩道橋が駅周りにグルリと回すようにかけられていてかなり歩きやすくなっていました。ちょっぴり遅めのランチ、せっかく仙台に来たので牛タンを食べようかと思いましたが…
狙っていたお店は15時前にも関わらず行列が出来ていたり、その他のお店は値段が高かったりとお店を見比べていたら、福島行きの電車の時間が怪しくなってきたので牛たん重弁当をさっさと買いました。写真からもわかるように大慌てでベンチで食べたので、地元の運動部高校生集団から「ここで牛たん!!??」みたいな顔でガン見されていました。味はコリコリした感じで美味しかったです。
6月上旬に撮影した割には「夏」な東北の車窓
JR東北本線 1556仙台→1721福島
17時50分 飯坂温泉駅
今日は東北を北から南に運ばれていただけなので、まだ対してお腹が減っていません。せっかくなので温泉街を回ってお腹を空かしてから、温泉やグルメを楽しんで行きたいと思います。
まず最初に訪問したのは「観光スポット」として紹介された旧堀切邸。地元の名士である堀切さん家の歴史や広いお庭の見学をしました。入場無料であるのに、足湯や手湯も整備されていましたが、この後「全身湯」の温泉にはいるのでここではパスします。
ちょっとした公園だと思ったら想定を遥かに上回るキツさの角度の階段を登ると…
この景色!やはりかなり高さを上がっていました。
その後は、摺上川沿いを散歩したりしました。一見旅館が立ち並ぶ温泉街らしい光景であるものの、いくつかは閉業の張り紙のまま時間が立っていたたり、「温泉付きの介護ホーム」や「温泉付きの病院」に居抜きでなってしまっていたのが印象的でした。
疲労感と空腹感とうアラームが身体に響き始めたのでそろそろ温泉へ向かいます。
写真の鯖湖湯は飯坂温泉の中でも最も長い歴史を持ち、松尾芭蕉や西行法師も訪問したことがあるとか。入ると真ん中に大きな浴槽が一つドーンとあるのみのシンプルなスタイル。しかも、その温度がハチャメチャに高温になっています。他の見ず知らずのお客さんと暗黙の我慢比べをしたり、水で少しその威力を弱めたりとエンターテインメント性のあるお風呂でした。
夕食は福島名物の円盤餃子、その中でも有名店の「餃子の照井」さんにしました。どうやらさっきまで鯖湖湯にいた人たちも同じ考えだったようで、10組近い行列が出来ていました。ここを離れるともう他のお店はラストオーダーだったりしたため、ここでも周りと我慢比べしながら待機します。
やっと名前を呼ばれた頃には、お腹はすっかりペコペコ。22個ある円盤餃子もあっという間に食べられてしまいました。野菜がたっぷり入っていることもあってか、これだけ食べてもまったく胃もたれすることもありませんでした。美味しかったです。
福島駅に戻って、この日の旅程は終了。翌2日目は世界遺産のある街へ向かっていきます…!(つづく)