Lonowの雑記

(個人ブログなので何を書いてもいいと思っている顔)

【石見銀山】福石庵のランチで龍源寺間歩さんぽの疲れを癒そう〈Lonow的山陰ひとり旅①〉

皆さんこんにちは、Lonowです。

今回は1泊2日の日程で山陰地方の2県を訪問してきましたので、その様子を記録していきたいと思います。

 

世界遺産価格です

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今回の目的地は2007年に世界遺産に登録された石見銀山、やってきたのはJR山陰本線大田市駅です。駅の構内にもこういった看板やポスターが貼ってあり全体として歓迎ムードを感じます。ただし、「最寄り駅」はこちらなのですが石見銀山のある地区に行くためには更にバスに乗っていかなければいけません。停車場所によっても異なりますが運賃が20分程度で片道600~700円するのでなかなか「観光地価格」だなと思いました。

 

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石見銀山世界遺産センター」停留所に到着したので下車します。交通系ICカードは利用できないので久しぶりにバスの両替機を使って運賃を支払います。路線バスは地域によって乗り方や支払い方法がバラバラなので毎回少し緊張しますね。こちらの世界遺産センターでは、石見銀山の歴史や当時暮らしていた人たちの生活について学ぶことができます。

 

間歩は間歩と読むが中は暗い

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センターで知識をつけた後は「間歩(まぶ)」と呼ばれる実際の採掘現場を見学していきます。こちらの龍源寺間歩は国の史跡にも指定されており、現在石見銀山にある間歩の中で唯一通年で見学できる施設となっております。入り口が小さいのでやや屈みながら中へと入っていきます。

 

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間歩の中はこのような感じになっており、雰囲気としては鍾乳洞が近いかもしれません。ところどころ天井から水が垂れており、温度も外と比べるとかなり低くなっています。現在公開されている部分はおよそ150m程なのですが実際はこの何倍にもなる長さの通路が有り、改めて当時の人々の力強さに圧倒されました。

 

福石庵でラッキーランチ

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石見銀山世界遺産センターから龍源寺間歩までは文章の中では1スクロール満たない時間で移動していますが、実際は遊歩道を経由しつつ4km、1時間以上歩き続けています。途中で飲食店もあったのですが満席だったり、定休日だったりで時間は14時になっていました。そんな中で救世主のように現れたのがこちらの福石庵という飲食店です。

 

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ランチメニューも豊富に有り、カツ丼やローストビーフ丼といったガッツリ系のものから麺類までバラエティー豊かになっています。私は迷いに迷ってハンバーグランチプレートにしました。お値段は780円で、食後のコーヒーをセットにつけても1,000円とかなりお値打ちです。ハンバーグは上から温泉たまごを自分で乗っけるような形になっており、歩いた疲れも吹っ飛ぶほど非常に美味しいものでした。

 

調理から接客なまでお一人でやられているオーナーさんも非常に優しい方で、ランチとしてはかなり遅い時間に行ったのにも関わらず明るく迎え入れてくださり、ご飯を食べた後もおしゃべりしていると気づけば1時間近くも経っていました。お店ではランチ以外にもカフェやゲストハウスとしても営業されているそうなので、こちらも今度訪れた際には是非体験してみたいと思います。

 

住所:〒694-0305 島根県大田市大森町ニ84

アクセス:JR山陰本線大田市駅からバス「大森」停留所で下車し徒歩約30分

 
 
 
 
 
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以上、ミニコミ誌的美味しかったグルメ紹介のコーナーでした。(当然ながらPR案件とかでは有りません)ここからはいつもの旅行記スタイルに戻ります。

 

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時は遡って前日の23時、場所は大阪阪急高速バスターミナルです。普段は新梅田シティのウィラー梅田ターミナルばかり使っているのでこちらのターミナルを使うのは初めてでした。バイト終わりからそのままバスに乗ったので良い感じに疲れたまま新大阪辺りで既に眠りに落ちていました。


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目が覚めたら目的地に着いていました。最後に降りようと思いましたがなんと私だけけという、カーテンで閉められたのでサッパリ気が付きませんでした。有名な太いしめ縄はこちらではなく神楽殿と呼ばれる方なのですが、寝起きだったからか見学はしたのですが写真は撮り忘れていました。

 

記念に木製の御札(1,000円)を頂いたのですが、神棚が家に無いので今は押入れの上の段のサッシ部分に掛けてあります。神主さんに聞いてみたところ南か東向きの高いところであれば大丈夫とのことですが、どうも罰当たりな気がするので近い内になんとかしたいと考えています。

 

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私鉄の一畑電車に乗ってJR出雲市駅に来ました。まだ朝食を食べていなかったのでご当地ドラッグストアのウェルネス(現在はツルハドラッググループ)でおにぎりを買って食べました。熱に駅前のセブンイレブンのコンビニおにぎりが高かったからでは有りません。


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ここから先程の石見銀山へと向かっていったのですが、山陰本線江南駅から田儀駅が地すべりの影響で不通になってしまっているとの情報が駅に貼ってありました。幸い代行バスが運行されているので、結果として一日に3回もJRバス中国の車両に乗ることになりました。かくして石見銀山へと着いたのでした。



再び時空は昼食前後に戻ります。

f:id:lonow-net:20210924135909j:plainこちらの五百羅漢は建物内にとんでもない数の仏像が展示されていて、江戸時代には「亡くなった親族にそっくりな仏像が見られる」という言い伝えがあったようです。写真撮影禁止だったので中の画像はありませんが、よそ見してたり本を読んだりとかなりフリーダムな仏像がばかりで興味深かったです。

 

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先述の通り、山陰本線は一部不通・代行バスでの運用になっているので松江野駅に着いたときにはすっかり夜になっていました。偶然にも特急サンライズがやってくるところだったので車両を眺めてから駅を出ました。サンライズ、いつかは乗ってみたいのですが、高速バスと比べちゃうとどうしても割高になってしまうのがネックですね…。

 

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夕飯は松江駅ビルの中にあったはなの舞というお店で頂きました。出雲市でおにぎりしか食べていなかったので出雲そばの御膳にしました。1,700円ほどしたのですが、お刺身寿司天ぷらと盛り沢山なことを考えれば妥当な価格でしょう、美味しかったのです。

 

 

その後は最近定番になりつつある宿泊地、快活クラブでワンルームカラオケをしたりしたのですが、想像以上に自分の歌が悲惨だったので泣きながらいつものフラットシートへ戻りました、録音プレビュー機能なんて押すんじゃなかった。

ふて寝しつつ漫画「姫様“拷問”の時間です」を読みました。魔王城でおやすみ的なゆるゆるおもしろ漫画だったので、たぶんこれはそのうちアニメ化しそうな気がします。

 

旅程は2日目・鳥取編に続いていきます。

それでは、また。

 

(つづく)